ページ先頭へ 前へ 次へ ページ末尾へ

探訪準備記録  山形  39 : 村山 14


佐藤地名リスト位置番号 57 :山形市風間(旧・東村山郡楯山村風間) 小性(姓)山 
             同    : 同     ( 同             ) 小姓原
                   〈桑原リスト:山形市風間・古志王山・小姓原

《探訪の準備》
*川崎『美人反別帳』に、「山形市の小姓町の地名(米沢市にも小姓町あり)、下宝沢の小塩沢、風間の古志王山と小姓原を残している。」があります。
*丸山茂『腰王神社及び越王山の考察』に、「越王山と名付くる山が、干布村にも楯山村にもある…」と記しています。

*楯山村は、明治22年に東村山郡風間村・十文字村・青野村・青柳村の合併で発足した村で、昭和29年に山形市に編入となっています。
 『山形県地名録』によると、楯山村の風間地区(大字)に小性山(原)の字地名がありますが十文字・青野・青柳の地区にはありませんので、丸山茂の記した「楯山村にもある」は風間地区のことと思います。

*『山形市史 上巻』(山形市史編さん委員会 昭48・1973)「第一章・第二節」の「楯山地区の地名」の項目に「風間の地名」があり「小姓山・小姓原」がありました。他の山・原の付く地名は「石ポリ山・大岡山・大岡山下・小山・小山下・障子山・楯山・楯山下・地蔵山・地蔵山下・砥切山・砥山下・日渡山及び河原田・上河原・北河原」がありました。「小山・小山下」の前に「小姓山・小姓原」が記されていますので、五十音順の記載のようで、位置関係のヒントにはならないようです。
 小性と小姓の文字表記があります。

*地図情報やネット情報では、風間地区に小姓山・小性山に関連する情報は見当たりません。
 風間にある山のどれかがコシオウ山と呼ばれていたことがあったでしょうか、あるいはどれかの山に小姓山・小性山の字地名のついた場所があったのでしょうか。
 不明です。

*地名の情報はありますが、神社情報はありません。
 なんらかの情報が入れば、あるいは現地訪問等によって情報入手の可能性が浮上すれば、その時には訪問したいと思います。
 今のところは、他の所への訪問等を優先したいと思いますので、探訪準備記録として記事にします。

 
ページ先頭へ 前へ 次へ ページ末尾へ