秋田県の古四王神社〔目次〕       ページ先頭へ 前へ 次へ ページ末尾へ

 秋田県の古四王神社について  


《 秋田県の探訪記録について ご案内 》 
 本ホームページ「古四王神社 探訪記録」の記事は、基本的には県単位で探訪先のリスト化と記載順を定め、その記載順に従って記事を公開するようにしていました。

 ひとつひとつの記事は、その目的地への探訪の後にそこでの見聞内容を整理して、探訪のための事前準備と探訪そのものの記録と探訪のあとの内容整理を、探訪の準備・探訪の記録・探訪の整理の3項目にまとめたうえで公開するようにしていました。

 そのように、探訪を行ってから記事原稿を作り、記載順にしたがって記事として公表するというやり方でしたので、探訪の順番が記載の順番と異なり、探訪をしても記事として公表できないでいる期間が生じる場合がありました。
 そのような中で、探訪が自由にできない状況が生じたり、自分の年齢と行動可能時間を考えたりするなかで、探訪の実行や完了を待たずに探訪途中の段階で記事を公開したり、再探訪による記事の追加をしたり、岩手県に関しては探訪の準備段階で準備記録として記事を公開することをおこなうようになりました。 

 秋田県の古四王神社の探訪と探訪記録の作成に関しては、所在地の情報を幾つかの文献を検討してリスト化して、実際に探訪するための準備を進め、記事の記載順を所在地リストを検討して決めて目次を作ることを行っておりました。

 秋田県の所在地情報については、大山宏が「古四王神社の源流を尋ねて」(『秋田郷土叢話』所収 昭9・1934)に秋田市寺内の他に古四王神社の存在する諸地方としてイロハ順を振って列挙した29箇所のうちの秋田県内13箇所と寺内の合せて14箇所を基本情報として、桑原正史「古四王神社の分布」(昭51・1976)による所在地情報=「桑原リスト」の秋田県の17箇所の所在地情報と佐藤禎宏「コシオウ信仰研究序説」(昭61・1986)の所在地情報=「佐藤リスト」の秋田県17箇所の所在地情報を主要な比較検討の対象とさせていただき、探訪記録のリストを作成しました。
 桑原リストと佐藤リストは、17箇所の数は同じですが、情報にはいくつかの違いがあります。
 川崎浩良「古志族の検討」(昭22・1947)及び「美人反別帳」(昭31・1956)の所在地情報、及川大渓「古四王神」(昭47改稿・1972)の所在地情報、等の所在地情報についても比較検討しています。
 これらの文献については、「引用・参照文献一覧」をご参照いただければ幸いです。
 既存の所在地情報以外に、インターネット等で得た情報もあります。

 大山宏による所在地情報を大山リスト・大山新リストと表わしています。
 大山によるリスト及び桑原リスト・佐藤リストなどの所在地情報のリストについては、ホームページ表紙の〔目次〕の「探訪記録にあたって」から「所在地リストについて」に進んでいただいてご覧いただければ幸いです。
 これらの所在地情報のリストに記載のない場合は、「リスト外」と表記します。 

 所在地情報の記載順は、大山宏のイロハ順は由利郡から仙北郡・平鹿郡・雄勝郡と秋田県の南側をまわってから、山本郡から鹿角郡の順に進んでいます。
 桑原正史は、日本海側を北上し内陸側を南下する順番。
 佐藤禎宏は、北から南への順番とそれぞれ異なっています。

 本ホームページの秋田県の探訪記事の記載順は、秋田県の旧郡部の地域区分や県中央地域・県北地域・県南地域の地域区分等と大山宏と桑原正史の順番を参考にして、秋田県の県中央部を南から北に進み(由利郡・河辺郡・旧秋田市・南秋田郡の地域)、次いで県南地域を南から北に進み(雄勝郡・平鹿郡・仙北郡)、そして県北地域を沿岸部から内陸部に進む(山本郡・北秋田郡・鹿角郡)順番にしたいと思います。

 秋田県での探訪自体はこれから始めることになりますので、秋田県の古四王神社探訪記録の記事は、探訪の実行にこだわらずに探訪前の準備段階までを記事にして公開したり、記事の記載順などに縛られずに探訪できたところの記事から公開したりというように、書けるところから書いて公開していきたいと思います。

*先ずは、目次とこの案内文「秋田県の探訪記録について」と各探訪目的地についての所在地に関する情報までを記事にして公開しようと思います。
 福島・新潟・山形県の探訪記録の「目次」では「記事一覧」の項目について「探訪記録」として県別の番号を記していました。
 岩手県の「目次」の「記事一覧」は「準備記録」として番号を付しています。
・ 秋田県については、「目次」の表の「記事一覧」は先ずは「所在地情報」として公開したいと思います。
・ 「目次」の「探訪先リストー所在地の情報」は、各所在地リストによる所在地表記を用いていおり、どのリストによるものかを『カギカッコ』内に示します。
 『大山リスト・大山新リスト』にあれば、それを用い、そこになければ『桑原リスト・佐藤リスト』のように示しますが、『大山・大山新・桑原・佐藤』のように省略する場合もあるかと思います。
 所在地情報の検討の中で、『平成の祭』などによって所在地住所が判明した場合は、その所在地を示し、その出典を記します。
 『平成の祭』についても、「所在地リストについて」をご覧ください。また、『祭』と省略形で記す場合があるかも知れません。
 既存の所在地リストに見当たらない場合は、『リスト外』と記します。
・ 「目次」の「探訪記録ー現在の住所地」は、本来は探訪の結果として確認できた現在の所在地住所を記すことになりますが、秋田県神社庁のホームページ内の項目「県内神社のご紹介」の神社検索などによって探訪の前に現在の所在地が判明している場合には、『秋田県神社庁HP〈省略形:神社庁〉』のように出典を示して住所地を記載したいと思います。
 秋田県神社庁のホームページ :  http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/

*この「所在地情報」が探訪の進展と記事の公開の進展によって「準備記録」に変わったり「探訪記録」に変わるようにして行ければと思っています。

*2021年12月
 秋田県の古四王神社についての所在地情報1〜20を2021年9月の公開して以降、主に図書館間相互貸借によってお借りした自治体史などによって、幾つかの記事に追加記載することができました。
 12月までに記したものを公開することといたしました。
 公開にあたり、目次の記事一覧で秋田2,3,8,11,19を「所在地情報」から「探訪の準備」に変えました。
 また、秋田1,5の「所在地情報」の横に「追記」を加えました。



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